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「忘れられる権利」認めるーEU最高裁 [国際]






 「忘れられる権利」が認められる。

欧州連合(EU)の最高裁である欧州司法裁判所は、5月13日、ネット検索結果で表示される過去の報道内容に、今も自分の名前が表示されるのは不当だと訴えていたスペイン人男性の訴えを認めた。
同時に、米グーグルに対し男性の個人情報を削除するよう命じる判決を下した。
EUは、情報保全に関する規則に個人の「忘れられる権利」を明記する方針である。

これによって、個人は時間が経過し、現状にそぐわなくなった過去の情報の削除を求めることが可能となったのだ。

しかし、時間とは具体的にどのくらいのことを指すのか。
また削除と言っても、どのようにするのか。
大きく取り上げられていれば、何百万という数のホームページ管理者に一つずる連絡して削除を依頼するのか。それとも検索結果に表示されないようにするのか。もしそうだとしたら、同名の人まで煽りを受けてしまう。
そんな細かい削除方法があるのか。当管理人が知らないだけなのか。
もし削除するにしても、コストは膨大。
そのコストはどこが出すのか。事業者なら、それはそれでかなりの負担になる可能性もある。

問題は山積みのように思うが、この判決自体は正しいと私は思う。

一回の過ちでその後の人生が台無しになるのではなく、もう一度やり直すチャンスは誰にでも平等にあるべきだと思うからだ。
削除方法が気になるところだが、この訴えを認められたスペイン人男性が納得のいく再出発が出来るよう祈っている。
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